Ⅰ外部相談窓口『こころの保健室』

従業員様の心に寄り添ったカウンセリングが求められています。

パーソナルマインドサポートでは、外部相談窓口として気軽に相談して頂ける『こころの保健室』をご提供致します。従業員の皆様の悩みはハラスメント問題だけではありません。仕事に関する様々な悩みからプライベートに関する悩みまで幅広く存在しています。特にプライベートに関する悩みは、社内では相談しづらく、どこに相談すればよいのかわからないからと悩みを抱えたままの方が少なくありません。プライベートな悩みを抱えていると仕事が手につかないということになり生産性が著しく低下してしまいます。
仕事とプライベートは切り離せないものなのです。
従業員様が『笑顔』でいられる職場づくりをサポートさせて頂きます。

1.パワハラ・セクハラ相談窓口

事業主、全従業員が知らなかったでは通用しません!
パワハラ防止法による3つの定義と6つの種類

3つの要素

① 優越的な関係を背景とした⾔動
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③ 労働者の就業環境が害されるもの

6つの種類

①身体的な攻撃(暴行・傷害)
②精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)
③人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
④過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制・仕事の妨害)
⑤過小な要求
⑥個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

2022年4月1日より、従業員1名以上の企業に対して、ハラスメント対策窓口設置が義務付けられました。ハラスメント外部相談窓口として、メール・電話・面談にて従業員様のご相談をお受けします。
(匿名相談可)

ハラスメントの相談窓口を社外にするメリット

ハラスメントを受けている社員が実名を名乗りたくない場合、匿名でも安心して相談できる窓口です。
パワハラなどのハラスメントを受けている従業員にとって、その相手が上司や同僚といった同じ企業内の従業員である場合が多いため、通報したことがその本人に伝わってしまうことを恐れて通報したくてもできない事が考えられます。
セクハラの場合も、セクハラ被害を受けていることを誰にも知られたくないという思いが強いため企業内の相談窓口の担当者に対して相談を躊躇してしまうことも考えられます。
従業員の「相談しやすさ」、「ハラスメント撲滅」の観点から、ハラスメントの相談窓口は外部が望ましいと考えます。

ハラスメント問題解決までの基本フロー

パーソナルマインドでは、従業員様の『声』を丁寧に聴き取り、企業様へご報告いたします。

ハラスメント相談窓口業務の流れ

2.メンタルヘルス予防のための『こころの健康診断』

企業では、「からだの健康診断」(定期健康診断)は必ず行われていますが、定期的に「こころの健康診断」を行っているところはまだまだ少ないのではないでしょうか。
パーソナルマインドサポートでは、メンタルヘルス予防のための『こころの健康診断』として、年間1回~2回、全従業員のカウンセリング(仕事やプライベートの悩み)をオンラインまたは対面にて行っています。このカウンセリングでは、メンタルヘルス不調の予防、仕事に関する人間関係・個人的な悩みの早期解決を目的としています。
心身共に健全でいられること、日々笑顔でいられることが『真の健康』だと考えます。
「人」を大切にする企業こそ予防が必要です。

『こころの健康診断』の流れ

※継続カウンセリングが必要な方については、個別カウンセリングへ移行できます。

従業員のプライベートは仕事の生産性に大きく影響します!

「プライベートと仕事は分けて考えるべき。仕事にプライベートは持ち込むべきではない」
ひと昔前まで職場でよく聞いていた言葉です。
仕事とプライベートはそんなにきっちり分けて考えられるものではありません。
プライベートの充実が仕事へのモチベーションに繋がりますし、仕事がうまくいっていれば、プライベートも愉しめます。ライフ(人生)の中にワーク(仕事)があると言ってよいのではないでしょうか。
令和3年度の『健康実態調査結果の報告』(厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全企画課)によると、

●日常生活での悩みやストレスがあると回答した人―72.6%(男性67.1%、女性77.7%)
と7割以上の人が悩みやストレスを抱えているという結果でした。

●日常生活での悩みやストレスが原因で、仕事以外で最も気になるものは、
1位―自分の健康状態、病気や介護
2位―家族の健康状態、病気や介護
3位―金銭に関わること(収入・家計・借金)
となっていました。

自身や家族が健康でないと仕事へのパフォーマンスに影響しますし、お金の問題も仕事に直結します。この他にも「家族との人間関係」「家族以外との人間関係」を最も気になると回答した人もいて、人間関係の悩みは仕事のみならず、プライベートでも抱えてしまうと、精神的な影響を受けてしまうことが少なくないのです。『仕事もプライベート』も充実した状態。企業で支援できることは、従業員が早期に悩みや問題を解決できるきっかけ(窓口)を提供することではないでしょうか。

コロナ禍、従業員の心のサポートが不足しています!

2020年1月、日本で初めて感染者が確認された新型コロナウィルス感染症(COVID-19)。日本中で感染が急拡大したことにより、私達の生活や働き方は激変しました。
コロナ禍テレワークが増えたことによって様々な課題が浮き彫りとなっています。

≪テレワークの問題点≫

1. コミュニケーション不足

  • 従業員同士や上司とのコミュニケーションの機会が激減し、意思疎通が難しくなった。
  • 業務内容の確認が取りづらくなった。
  • 自宅での作業が大半なので孤独に感じる。

2. 仕事の管理が難しい

  • 自宅での作業だと仕事に集中できない。作業効率がよくない。
  • ネット環境がよくないのでストレスになる。
  • 始業と終業時間はあるものの超過して仕事をしてしまう。
  • 家族との折り合いが難しい。(家族のテレワーク、子どもの世話など)
  • 思うような顧客との対応ができなくなった。(営業に行けないなど)

3. メンタル・体調維持が難しい

  • コロナ禍の外出自粛により、趣味や会食などでのストレス発散ができない。
  • コロナ禍、外出自粛により食事と運動のバランスも悪くなり体重が増加した。
  • コロナウィルスに感染するのではないかという不安がつきまとっている。

【参考】


≪テレワークのデメリットだと感じていること(複数回答)≫
【出典】日本労働組合総連合会「テレワークに関する調査2020」より

【参考】

≪テレワークによる従業員のストレスの実態とメンタルケアの重要性 【月間総務調べ】≫

〇テレワークの導入でストレスが増えたと答えた従業員は54.6%
〇テレワークの導入で従業員のメンタルケアが難しいと思っている総務担当者は73.3%

テレワーク時代の従業員のメンタルケアはとても重要だと考えられる

3.その他

  • スマートパルスを使ったストレス測定(対面のみ)

  • 従業員適性検査

    新人採用時に行う『採用適性検査』や既存の従業員に対して行う『現有社員適性検査』などご要望に応じて各種検査を行えます(外部委託)