コラム
【パワハラにならない叱り方】
2022/10/20
COLUMN
厚生労働省では以下のようにパワーハラスメントを定義づけています。
職場において行われる
① 優越的な関係を背景とした言動であって
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
③ 労働者の就業環境が害されるものであり、
①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。
パワハラと受け取られずに指導するには、どうすればいいのでしょうか。
・感情的にならない
・叱っている理由を話す
・手短に行う
・性格や人格に触れない
・他の社員と比較しない
・いつまでも根にもたない
・他の社員がいる場所ではなく個別に叱る
また、メールなど限られた言語メッセージだけで叱ると、必要以上に厳しく受け取るまたは、思っている以上に軽く受け止めてしまう可能性があります。
やはり目を見てお互いの意志疎通ができる状態で叱るのが最善のようです。
文責 谷崎真由美